レイアウト空間での印刷設定と寸法の書き方
レイアウト空間での印刷設定を1:1に設定するということは当然の事ですがこの場合の写真を見てもらうと分かりますがA3の紙にレイアウト空間で尺度を1:1つまり原寸で描くということです
では印刷尺度を1:2に設定するとA3の紙に1/2の尺度で印刷されます
レイアウト空間の写真を見ていただくと2枚目で小さく書いたものが表示されます
白い破線のA3の印刷領域は1:1も1:2も変わっていません
あくまでレイアウト空間の印刷の設定です
この図面ではモデル空間では寸法を描いていません
レイアウト空間で寸法を描いています
ペーパー空間から寸法を書き込むには「レイアウト尺度を適用」した寸法スタイルを寸法スタイル管理からISO-25からペーパー空間の寸法スタイルを新規に作成して適当な名前をつけて(この場合はペーパー空間用としましたが・・)
フィットでレイアウト尺度(ペーパー空間尺度)を適用のラジオボタンにチェックを入れます
次はペーパー空間で異尺度のビューポートでの寸法の設定です
この図面で左のビューポートは1:50に設定されています
オブジェクトプロパティの標準尺度を見れば分かります
同じ図面で右のビューポートは1:100に設定されています
オブジェクトプロパティの標準尺度は1:100になっています
次はこの図面のモデル空間に戻ります
モデル空間では先に書きましたが寸法は描いていません
書かれている寸法の緑の4050も青の4050もペーパー空間で書いています
青の破線の4050のオブジェクトプロパティを見ていただくとフットの全体の寸法尺度が100になっています
つまり1:100の尺度のビューポートで書いた寸法です
緑の破線の4050のオブジェクトプロパティを見ていただくとフットの全体の寸法尺度が50になっています
つまり1:50の尺度のビューポートで書いた寸法です
当然の事ですがレイアウト空間で寸法は同じ大きさで表示されるよう作図しているのですから青い寸法がレイアウト空間では1:100のビューポートで書いていますからモデル空間ではISO-25の100倍の大きさになります
緑の寸法がレイアウト空間では1:50のビューポートで書いていますからモデル空間ではISO-25の50倍の大きさになります
モデル空間で見る緑の寸法と青の寸法はオブジェクトプロパティで見ると「線分と矢印」、「文字」が一緒でもペーパー空間で違う尺度のビューポートでそれぞれの寸法を書いているのでモデル空間で緑と青の寸法のオブジェクトプロパティをみるとフィットの全体寸法尺度だけが違います
青の寸法線も緑の寸法線も色の設定が違っているだけでおなじISO-25です
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