At Rainbow Theater Vol.1 ブートレグ
マイルスバンドの1973年のブートレグです
このブートレグもターンアラウンドフレーズで始まる、エレクトリックマイルスの貴重な演奏です
マイルスのブートはマイルス亡き後もマイルスが出し続けます
何時までマイルスのブートに付き合えば終わりが来るのでしょうね??
このブートを今まで押さえてなかったのは一生の不覚(^-^o)
この記事は5年程前の文章ですm(_☆_o)m
でっ!! これはアル・フォスター主演のCDでアル・フォスターを聴くためのCDです
ターンアラウンドフレーズで始まる!!
あれっ!! ハイハットが来ない・・・・
バスドラでキック、キックのアル・フォスターさん・・・・
直ぐに親分がペットで出てきたよ・・・
こんな始まりのターンアラウンドは初めてです
キックキックでドンドンドンドン・・・ 何なんだこのターンアラウンドは!!
フォスターはハイハットが得意技でバスドラは弱いと思っていたがこのバスドラは小倉以上ではないか!!
すいません、この演奏は小倉より2年前でした(^-^o)
この音の良さはオフィシャルまで行かないけれどそれに近いものがある
CDにはサウンドボード レコーディング アット・・・ とある
バンドメンバーの一人によって録音されたとも書いてある もちろん英語でね(^-^o)
という事はフォスターはバスドラを何時も激しく演奏していたのだけどマセロに消されていたのだろうか??
って言うよりはこの演奏の録音方法でバスドラキックがはっきり分ったと解釈です
フォスターのバスドラが何時までも続く続く!!
ハイハットは忘れたのかフォスター!!!
6分までバスドラのキックが激しい
ハイハットで全員集合をしないで、バスドラだけで自分の主演コンサートかアル・フォスター!!
6:20 マイルスがようやく止めを刺しに来るがフォスターの返り討ちを浴びる(^-^o)
7:50 ヘンダーソンがエレベをかますがやはりフォスターの返り討ちを浴びる!!
8:25 フォスターがバスドラのリズムを変えて独り舞台を続ける!!
10:00 マイルスとリーブマンの掛け合いが始まるが、やはりフォスターが吹っ飛ばす!!
エムトゥーメもあの変体コージーもすっかり影が無い・・・
リーブマンも刻みのヘンダーソンも弱い ヘンダーソン、何時もの全員集合の刻みはどうした(`_´o)
ドンドコ、ドンドコ、ドンドコ、ドンドコ~ドーンドーン!!参りましたフォスター(^-^o)
この繰り返しだけでターンアラウンドフレーズが終わってしまいました(^-^o)
次はTune In 5だ!!!
げぇ!!
フォスターのドンドンがね!!
どうなってるのこの演奏会!!
マイルスはこのバンドの番頭さんのフォスターに今日は給料をはずんだのか??(^-^o)
フォスターはハイハットとシンバルのドラマーのイメージを覆す演奏です
小倉の時もバスドラもいけるドラマーだと思いましたが小倉は小倉太鼓の乱れ打ちでファンサービスだと思っていましたがフォスターは均整の取れたドラマーでした
ルーカスもフォスターもあえて、あのスタイルでバンドを統制していたという事がこのライブで実感です
そうですシンバルとハイハットだけのドラマーや刻みだけのエレキギターのギタリストをマイルスが雇うわけが無いです(^-^o)
リーブマン、ヘンダーソン、ルーカス、コージーそれに御大マイルスの影が無いです
エムトゥーメはバスドラでコンガが吹き飛ばされてしまって跡形も無いです
3曲目のアンノウン チューンも書く事がありません
フォスターの独壇場です
最後にエムトゥーメが意地を出して締めます
もうフォスターの独り舞台のロンドンでした
マイルスのファンでもファンクが好きで1973年から1975年の間のエレクトリックマイルスが好きで詳しくない人には何の事だかさっぱり分からないと思います(^-^o)
この時代のマイルスはジャズじゃないという人が多いです
当たり前です
ジャズじゃないですから!!
この音楽を理解出来ない人が多いです
うるさいだけの音楽だと言う人も多いです
当たり前です
うるさいだけですから!!(^-^o)
この時代のメンバーがマイルスバンドの最強メンバーだったのは間違いなし!!
過去のマイルスのメンバーでこの時代のメンバーになってもやっていけるのは逝ってしまった時代のつまりダイレクションの時代のキースしかあり得ない
御大のオルガンも良いけれど音楽の流れを変えるキースがここにいると楽しいだろうなぁ
だけどキースはヘンダーソンやコージをファンクしか出来ない奴らだと軽蔑するだろう(^-^o)
思いっきりファンクしていたキース自身を忘れてそんなことを言うキースも自分の事しか考えていない素敵な音楽野郎です
だいたい自分勝手なキースを手なずける事が出来たのはマイルスしかいません
マイルスのあの目で睨まれたらトレーンでも逆らえないから・・(^-^o)
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コメント
おはようございます。
マイルスは聴きますがあまりくわしくないんで・・
エレクトリックマイルスもあまりしらないので、なんかよさそうな感じがするので、今度また聴いてみます。
でもたしかに、キースモもコルトレーンもマイルスには逆らえないですもんね、名のあるJAZZメンはマイルス塾出身がなんと多いことかと思うとすごいです。
投稿: KEN | 2008年5月 5日 (月) 06時38分
KENさん
ジャズの趣味も同じようなアーティストを聴かれナァッて思っています
エレクトリックマイルスが自分は一番好きでマイルスはその時代から入りましたのでマイルスに好きな時代嫌いな時代がないんです
トレーンがいた頃のマイルスも好きです
一度会う機会があったらぜひお会いしたいと思っています
これほど趣味が合う人は初めてです(笑)
投稿: マサヒ | 2008年5月 5日 (月) 08時44分
このアルバムはアルのバスドラが良く聴こえるのが売りですが、アルと言えばシンバルだろ!の自分はしばらくほったらかしにしていたんです。久々に聴いたら良い!アルのドラムも良いですが、Vol2でのコージーはこのバンドに慣れてきた感があり、リーブマンのソプラノの濁りがとんでもない!1973年バンドの中でも好きなアルバムになりました。
投稿: ウッチー | 2011年5月 5日 (木) 05時15分
ウッチーさん
アルはバスドラよりはハイハットですね
ダークメイガスやパンゲアのターンアラウンドのハイハットの始まりを聴くだけでしびれますね(笑)
まさかブートレグのこのCDについてコメントがあるなんて想像もしてませんでした
1973年から1975年のマイルスが一番好きな自分にはとっても嬉しいコメントですよ
投稿: マサヒ | 2011年5月 5日 (木) 12時48分