残しておきたい江戸情緒

2014年1月 5日 (日)

鰍沢

26_1_5_1

年末オフ会で富士宮に行くときは富士駅から身延線に乗って行く
身延線というと久遠寺の日蓮を思い出す
友人の富嶽仙人さんにオフ会の後に久遠寺に連れて行ってもらった時に久遠寺の大きさに驚いた
オフ会から帰って正月の散歩をする時に鰍沢を決まって聞く
身延から日蓮の一代法華と連想して鰍沢
鰍沢なら林家正蔵
林家正蔵師匠の物語を聞くような朴訥とした語り口が絶品
歌舞伎落語はこの人の右に出る人が無い

 
 

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2010年12月27日 (月)

落語家の襲名

「止め名」の解除を解く日・・・
落語家の襲名をこの見出して今朝の中日新聞で圓生師匠の名跡でいろいろ書いてありました

自分は落語家の襲名は現代ではしない方が良いと思っています

理由は新聞には全く触れていませんが志ん生師匠、圓生師匠、文楽師匠の生前の噺が今も録音で鮮明に聴けるからです

三人の師匠は昭和で活躍された落語家で江戸時代の落語家ではないんです
多くの人がその噺を寄席どころかテレビやラジオで聴いているのです
その芸風は師匠が死んだ時点で誰も継ぐ事が出来ません

志ん朝師匠が志ん生を継がなかったのは芸風が志ん生師匠と志ん朝師匠でなあまりに違いすぎての考えが志ん朝師匠にあったのではないでしょうか
志ん朝師匠が圓生を継ぐのに最もふさわしい芸風ですが志ん朝師匠は志ん朝師匠のままで終わって幸せだと思います

最後の江戸落語の噺家の志ん朝師匠・・・
江戸落語は東京出身者だけのものという考えも間違っていると思います

落語界の最高の名前は自分が思うには桂文楽!!

文楽師匠は8代目の黒門町で9代目の小益師匠を文楽とは誰も思わないでしょう
黒門町の録音が未だ多くの人に聴かれこれからも聴かれていき文楽は8代目で終わってしまっています

8代目が死んで黒門町の録音が全くなく伝承で8代目を伝え聞くだけなら多くの人が8代目を聴いた記憶が消える時なら小益師匠を文楽と皆も認めるでしょうが絶対的な黒門町の噺が録音として永劫に残るから文楽という芸名は永久欠番となるのが本筋で襲名をすることが無意味となるのです

現代では誰が志ん生師匠や圓生師匠や文楽師匠や志ん朝師匠や枝雀師匠を継いでも名に負けて誰も認めないと思います

「圓生」の止め名は家族が封印したままで家族の了承が有れば封印が解けるものではありません
芸名を襲名するのは集団演芸の歌舞伎や文楽や狂言なら個人の芸以上に周りの歌舞伎としての集団芸の世界だから分かりますが落語のように個人で森羅万象を描くような芸は個人の芸風を作った師匠一代にしないと継いだ人も可哀そうです

という事で自分の圓生問題に関する止め名の封印は自ずと結論は出ます

圓生師匠は三師匠の中で一番多くの録音を数多く出しています
圓生師匠はいつまでも健在です・・・
未来永劫に・・・

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2009年4月 4日 (土)

古今亭志ん朝の居残り佐平次

21_4_4_1「居残り佐平次」は江戸前の落語家で気っぷの良さを持った若い噺家でないと噺が嘘っぽくなります
三遊亭圓生師匠や古今亭志ん生師匠を持ってしても佐平次の気っぷの良さを出す事は難しいです
若さを感じさせてくれる噺家で江戸前の落語家・・・
古今亭志ん朝師匠しかいません
他の噺家では東京出身でも江戸前の噺家ではないです
芸能に家系があるのは仕方が無い事ですが志ん生を父と持ち家庭が江戸の名残を残している貴重な環境で育まれた噺家が他にはいません

下げまで話をしている佐平次です
下げが分かり難くても、やっぱり最後まで・・・ 落ちまで聴いてこその落語です

香り立つ色気と江戸前の男っぷりは古今亭志ん生!!

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2009年3月31日 (火)

酢豆腐

21_3_31_1_2三遊亭圓生の百席の酢豆腐
円熟の芸 って言うんでしょうが・・・
三遊亭圓生師匠は噺の上手さと持噺の多さでとっても好きです

酢豆腐  やっぱり若い衆の集まりの噺
古今亭志ん朝師匠の酢豆腐に止めを刺す
「なに!! てやんでぇ」江戸っ子の気っぷの良さは華の古今亭志ん朝!!

すまん 三遊亭圓生師匠

ラジオ名人寄席とNHK落語名人選の三遊亭圓生師匠と林屋正蔵師匠のリレー落語「真景累ヶ淵」は全く一緒・・・(-_-;
両方を買って分かったが、こんな商売は有りなの・・・(`_´o)
席亭 玉置宏の解説が楽しいラジオ名人寄席の方がずっと良い

露の五郎師匠が亡くなられた・・・
艶噺で有名だったけれど自分に取っては人情話の噺家さん
上方落語だが心は江戸落語の師匠でした
「大丸屋騒動」は京都の花街の素敵な大人の噺
大好きな噺です 京都の香りが漂ってくる素敵な噺
あえて露の五郎師匠・・・
合掌・・・

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2009年1月12日 (月)

落語 昭和の名人 決定版

21_1_12_6講談社がCD付きで「昭和の名人決定版」として連続で出版するそうです
第一回が古今亭志ん朝師匠の「夢金」と「品川心中」
後は志ん生師匠か三遊亭圓生師匠や桂文楽師匠などそうそうたるメンバーです
正藏師匠は中村仲蔵が題目で入っています

さて落語好きの自分としては・・・
買いません!!
殆どが持っていますし各落語家の十八番が入っていても少な過ぎます

まず落語が好きになるにはこのような全集から入っても好きになるでしょうか・・・
挫折があるだけではないでしょうか・・・

ひとりの落語家を突き詰める所から始まって、自ずと他の落語家を知りたくなって落語の世界が広がると思います
ジャズと一緒ではないでしょうか

落語はブームなんですね
サライは文楽さえもブームにしようとしています

間口が広く多くの噺家が出ていますが最後まで発刊するんでしょうね??
この手の本はジアゴスティーニなどがやっていれば良いのに講談社がやる必要がないでしょう

その内に上方落語もやるんでしょうね・・・

落語の事を知りたければNHKの席亭玉置宏の「ラジオ名人寄席」を聴けば昭和の名人を聴く事が出来てその名人を更に深く追求するのが一番だとおもいます

だけど桂文楽師匠の題目が明烏に富久が入ってるし正藏師匠も鰍沢も入ってる・・・
音源がNHKのだったら良いのだけれど・・・
志ん生師匠の火炎太鼓にしても音源はいろいろあるがNHKのだったら問題ないが・・・

落語家も全盛期があって 例えば文楽師匠が入れ歯になる前と後では違う
もちろん志ん生師匠が倒れる前と後とでは全く違う
彦六と正藏でも全く違う

このブログを再開したのは落語を自分なりにまとめようと思ってだけれど全く自転車とジャズとMacになってしまっている
すこし初心に戻って落語の事を書こうかな・・・

結論的には落語のCDはSONYよりもNHK「落語名人寄席」が一番だと思っている
噺家の最盛期の脂の乗り切った噺がNHKのCDにはある
SONYは少し自分的には問題有り・・・

って事で久々に落語に熱くなってしまいました


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2008年2月 3日 (日)

三遊亭好楽独演会

20_2_3_5町の生涯学習センターのきらりホールで三遊亭好楽師匠の独演会を聞いてきました
最初は三遊亭きつつきさんで二番目が三遊亭好太郎さんで演目は替わり目
とりが三遊亭好楽師匠の薮入り
テレビの笑点でしか見た事の無い落語家さんを見る事が出来て嬉しかったですね
きらりホールは小さな町のホールですがとても良い雰囲気でした
スピーカーはエレクトロボイスで音もよろしかったです(笑)

この独演会は一年前ぐらいから宣伝していました
なかなかこんな小さな町に噺家さんが来る事が無いので生でホール落語を楽しむ事が出来てとても嬉しくこんな催しを沢山開催してくれると町の発展になるかな

でも聞いてる人が笑点の事で盛り上がって演目は恐らく古典落語の何かという事も分からないでしょうね
聞いてる人も老人ばかり・・・

東京の噺家さんでしたので「残しておきたい江戸情緒」に入れました

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2008年1月20日 (日)

鰍沢

1355鰍沢は古今亭志ん生師匠で一枚、林家彦六師匠で一枚、三遊亭圓生師匠で2枚持っています
どの師匠の噺も素晴らしく今日は古今亭志ん生師匠と林家彦六師匠で聞きました
林家彦六師匠は晩年に近い噺でしょう
言葉の呂律がちょっと怪しげですがあの正藏節は健在でマクラなしで噺の本筋に入って行きます
鰍沢に無くてはならない吹雪の中の道に迷った所が有りませんが彦六師匠の味としか言いようの無い独特の世界は鰍沢の世界になって行きますが細かい所に拘らないおおらかさが有ります
本音としてはもっと若い頃の林屋正蔵師匠の時代で聞きたかったです
古典落語の巨匠たち林家彦六7です

古今亭志ん生師匠の鰍沢はゾロッペですが古今亭志ん生師匠にあの姿が目に浮かびます
噺は細かく詳細に話していますが吹雪の様子は意外に簡潔に話していています
落語が羽織を着ていると言われる様子が間近に浮かび古今亭志ん生師匠だけの独特の世界です

三遊亭圓生師匠の鰍沢は吹雪の中を吹雪の音を使っている円生百席は法華の噺から雪の中で迷って最後の鰍沢の激流までリアルな世界で落語の範疇を超えていますが果たして吹雪の音を実際に使ってしまうのは有りか疑問を感じてしまいます
落語の範疇を超えて三遊亭圓生師匠は鰍沢の世界を落語でもなく狂言でもないく講談でもない独自の世界を作り上げてしまいました
完成された世界を百席は作っています
完成されすぎているだけに落語の息の抜けるそれでいて一人の噺家が森羅万象を一人で作り上げる世界ではないような気がします
この世界を楽しむのも落語の一つでしょうが落語としては一寸邪道のような気もしますが素晴らしい世界です

NHK落語名人選の三遊亭圓生師匠の鰍沢は一人で森羅万象を演じている落語の鰍沢です
この世界が自分に取っては鰍沢です
法華のことも身延の事も吹雪も激流も全てが三遊亭圓生師匠の語りで話されています
鰍沢はこのNHK落語名人選がベストです
落語は擬音も効果音も使っては行けないと思います
一人の噺家が言葉だけで森羅万象を描ききって落語だと思います
本音としては円生師匠の百選は貴重な落語大全だとおもいます
これで人情噺も笑い噺としての落語も完璧に残されていますが録音された落語です
寄席の三遊亭圓生師匠の落語の方を愛する自分としてはNHK落語名人選や古典落語の巨匠たちの方が寄席落語やホール落語の本当の落語で完成度としては百席よりは落ちても落語としては絶対に勝っています

鰍沢や甲府ぃ等で法華の世界に興味が有ります
あくまで興味と文化としての興味で宗教としての興味は全くないです

写真は友人の富嶽仙人さんの撮影です
いつか仙人さんに案内していただいて身延の久遠寺に行ってみたいと思っています

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2007年11月18日 (日)

サライの落語入門

19_11_18_5今朝は朝の6時から根尾川の下のリバーサイドモールの温井の湯で温泉に浸かってきました
温泉から出てフロアーでサライを見たら落語入門で落語がメインでした
入門どころかかなり深い内容でじっくり読んでしまいました
昼に瑞穂の本屋でサライを買ってきました

続となっているので以前があったのでしょう
以前は内容からして古今亭志ん生師匠と桂文楽師匠がメインだったのでしょう

今号は最初に三遊亭円生師匠から始まって林屋正蔵師匠に桂三木助師匠に古今亭志ん朝師匠と自分がお勧めの噺家さんばかりです
渋い選考で頭が下がりました
円生師匠のお勧めCDも百選で自分が以前からブログに書いている通りで同じような考えの人もいるんだなぁと感慨です

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2007年11月 1日 (木)

圓生百席の淀五郎

19_11_1_1淀五郎は圓生師匠ではNHK落語名人選30で今まで聴いていました
その素晴らしい寄席での噺に聴き入ってしまい、圓生師匠の渋団蔵と中村仲蔵の演じ方の素晴らしさは本当の狂言を見ている感じがします
一人の噺家が演じてるとは信じられない上手さです

林屋正蔵師匠の渋団も仲蔵も味があり味です
圓生師匠のリアルさと違った御伽噺のような味で誰も真似の出来ない世界です

古今亭志ん生師匠の淀五郎も志ん生師匠の中村仲蔵よりもずっと素晴らしい噺でこれも淀五郎の一つの世界です

自分の好きな淀五郎は以上の3噺で満足していましたが、圓生師匠の圓生百席での淀五郎はどんな世界かと気になっていました
あの一人で森羅万象、全ての狂言の世界を演じられているのが全て端折る事もなく淀五郎の世界があると期待して中村仲蔵と一緒に買いました

もちろんアマゾンでないと美濃では手に入れる事が出来ません

百席の淀五郎はどうかと言うと・・・・
スタジオ録音で客はいませんが圓生師匠の熱演はNHK落語名人選よりも力の入った噺です
噺の筋は百選でもっといろんな事が聴けるかと期待しましたが噺は名人選と殆ど長さも筋も変わりませんでした
細かい説明が少し詳しい程度の事の違いはありますが全く一緒です

では百選を買う価値はどうかと言うと・・・
好きな人が買うべきで淀五郎を聴きたいならNHK落語名人選30の方が良いと思います
狂言の世界の実現を素晴らしく行っていて渋団の素晴らしさや仲蔵の素晴らしさはNHK落語名人選の方が上です
寄席の噺で淀五郎を聴くという事でベストでしょうね

でも自分のように圓生師匠のマニアには百選も捨てがたい世界で圓生師匠の芸談が聴けるのも嬉しい事です
百選は「らくだ」も入ったCD2枚組です

次は百選の中村仲蔵の事を書こうと思います


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2007年10月28日 (日)

竹の水仙

19_10_28_5桂歌丸師匠の噺を初めて購入しました
左甚五郎を扱った噺で「竹の水仙」です
良かったかどうかは苦しい所です

桂三木助師匠で聴きたかった
三遊亭圓生師匠で聴きたかった
林屋正蔵師匠で聴きたかった

人情噺は難しいです

歌丸師匠のCDを購入する事はもう絶対にないです
それよりも圓生師匠の百選を時間がかかっても集めた方が自分には合っています
いま圓生師匠の噺のCDでも30枚程度のCDがありますがソニーの百選はその中でも7組です
まだまだです

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